Sweet Memory 2「今なら言えるよ」

☆彡オフィスでの大好きなあの人との思い出。

 

 

ある日の事。大好きなあの人とシフトが若干被ってオフィス内で鉢合わせになったことがあるんです。

 

 

初めて出会った時、大好きなあの人はロングヘアーだったのですが、その日ショートヘアーになってたんです。ヘアスタイルを変えたんですね。きっと見てほしかったのでしょう。僕のところに「見てっ」という感じで寄ってきてニコニコしてたんです。でも僕は「あっ、お疲れ様。これから…」としか返せなかったんです。今でもすまなかった、と思ってるんです。

 

 

今だから白状します。本当は「あっ、髪切ったんだ。うわー、かわいいなあ~。なんかお人形さんみたい…かわいい~~~」って言いたかったんです。でもなぜそれが言えなかったのか…

 

 

その時はもうすでに、僕の中では大好きなあの人の存在が大きくなってました。すぐにでも「大好き」と言ってしまう寸前、感情が抑え切れずに抱きしめてしまう寸前だったんです。でも当時は、これは絶対に許されない恋なんだ、と必死に自分を縛ってました。もし言ってしまったら、きっと感情が爆発してしまう。怖かったんです。だから言えなかった。僕の年齢や状況を考えたら…もし僕なんかがこの人を射止めてしまったらこの人の人生を大きく狂わせてしまう。だから許されない恋なんだ、と。

 

 

これまでの人生、正直しんどかったです。自分に対する否定ばかりをやってきたからです。これが自分の幸せを遠ざけていたのかもしれないですね。でも、これからは自分に対する否定を一切やめます。自分がこれから先どうありたいか、どうなっていたいかだけを考えます。そして、もう幸せになっていい許可を自分自身に出します。絶対に大好きなあの人と…

 

 

あの時言えなかったこと、今言います。「あっ、髪切ったんだ~。うわ~、かわいい~~~。ショートの方が僕は好きだなあ…。すごく似合ってるし、なんかお人形さんみたいだあ。ねえ、もう仕事なんかやめて二人で遊びに行こうよ!、行こう、行こう! そうだ、横浜がいいなあ。あっ、その前にコカコーラゼロ買っていい?」

 

 

「許されない恋」なんて誰が決めたの? 勝手に自分で決めただけじゃないか。そんなものに縛られる必要なんて全くない。あとは、大好きなあの人に恋の裁判の判決を下してもらいましょう。