In Memory of Flight 80

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さくらの丘です。ここに、このような「碑」があることを知っている人はどのくらいいるだろうか。

 

 

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何の碑かわかりますか? これは2009年3月23日6時49分頃に成田の滑走路34Lに着陸しようとしたフェデックスの貨物機が着陸に失敗して大破・炎上、その事故で亡くなった乗員2名を慰霊する石碑です。

 

 

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この石碑、事故機の滑走路上接触点から直角90度左方向に位置するように設置されています。確か毎年命日には関係者が慰霊に訪れている、と聞いています。

 

 

この石碑は人気のないところにあるので、なかなか気づかないと思います。

 

 

事故発生時、僕はアメリカにいましたが、現地でも速報で流れました。僕も操縦士なので映像を見るとすぐに原因はわかります。「ポーポイズ」という現象が原因なんですが、パイロットのミスで簡単に片付けられる問題でもないんです。詳しくはまたの機会として、事故機のMD11という機体は非常に操縦の難しい機種であったこと(事故やトラブルが多かった)、成田特有の気象状況(ウインドシア)が大きく関係しています。事故機のパイロットはアメリ海兵隊又はアメリカ空軍出身のパイロットだから腕はいいはず。ただ、事故前の彼らの勤務状況から見ると「疲労」も影響していたのでしょう。

 

 

僕は小型機専門とはいえ彼らと同じ操縦士、国は違っても同じパイロットです。

「どうか安らかに。空の安全は僕たちが守ります。☆彡へ戻っても、お二人のことは決して忘れません」

 

 

このブログをご覧の皆さんも、ぜひここを訪ねてみて下さい。亡くなられたお二人の操縦士のために手を合わせていただければ、と思います。