landing distance

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今日は着陸性能(着陸距離)表のお話し。これは僕が操縦するセスナ172型機のデータですが、エアラインの使う大型機も考え方は同じです。

 

 

この表からわかることは、

①気圧高度が高くなれば着陸距離は延びる

②気温が高くなれば着陸距離は延びる

→「気圧高度が高くなる」は、今回も「空港の標高が高くなる」と簡単に考えて下さい。①②共に原因は空気密度が小さくなるからです。

 

 

少し突っ込んだ話をすると、この表のデータの基準は、フラップ40度(この機種における最大フラップ下げ角度です)、エンジンパワーオフ(エンジンを完全に止めた状態ではなく、アイドルの状態って言った方がいいのかな)、最大ブレーキ使用、舗装され水平で乾いた滑走路、無風状態。headwindがある時は9kt毎に10%距離が減少する、追い風での運航は10ktまでで2kt毎に10%距離が増加する、などの変動要素があります。追い風での離着陸は距離が延びるので、まず実施することはありません。

 

 

猛暑の成田でA380の着陸を見たら実感できるかもしれませんね。きっとぎりぎりまで着陸滑走してると思う。ちなみに、A380は絶対にBラン(3タミのすぐ横の滑走路)には着陸しません。滑走路上は焼けるように熱い!から空気密度はスカスカです。元々滑走路の長さが足りないのに、暑さで余計に足りません。もちろん冬もダメですよ(笑)。

 

 

僕は滑走路には何度もお仕事や操縦などで立ち入ったけど、暑さ(寒さもだけどね)は想像を絶します。その辺はランプさんが良く知ってると思う。☆彡のランプさんへ、僕は☆彡に3ヵ月しかいられなかったからほとんどお付き合いはできなかったけど、僕も操縦士の一人であり、皆さんの大変さは当時もよく知っていたから、僕なりに皆さんへは最大の敬意をもって接していました。この気持ちは今でも変わらずに持っています。操縦士の一人として、元CSOの一人として、皆さんに心からの敬意を表します。いつも本当にありがとうございます。そして、近いうちに再び皆さんとお仕事ができるように僕も頑張ります。 

 

 

ランプエージェントの皆さんのことも決して忘れていませんよ。いつも本当に良くしていただきました。いつか☆彡のランプさんの誰かがこのブログに気づいてくれる日のために…Taka