のぞみ誕生


JR東海の新幹線「1992年3月 のぞみ 誕生」CM

 

 

こんなのもあったんですねえ。今はもう廃車になって存在しませんが、これは初代「のぞみ」号の300系車両です。冒頭の撮影場所は新大阪駅近くの鳥飼車両基地です。

 

 

この300系、まず基本的に2種類あります。東海所属のJ編成、西日本所属のF編成です。確かJは61編成、Fは9編成あったはずです。厳密に言うと、製造時期・搭載の空調システム・乗降ドアの形状の違いなとで「〇次車」という語句で分けられていました。

 

 

当時の新幹線は最高時速220㎞(ひかり号で東京~新大阪間約3時間)だったのですが、東京~新大阪間を2時間30分で結ぼうとした際に「どのくらいの速度で走ればその時間で到達できるか」を逆算で割り出した結果が時速270㎞でした。そのために開発されたのがこの車両です。「のぞみ」という名称ができる前は「スーパーひかり」と呼ばれていたような気がします。

 

 

50㎞もスピードを上げるわけだから克服すべき課題もたくさんありました。そして初めての大幅スピードアップだったので、営業運転開始後も様々な問題が発生して関係者は大変苦労したそうです。今では当たり前のように走っていますが、皆さんの知らない裏側ではそんなこともあったのですよ。

 

 

このCMは子供の頃を思い出させてくれます。あの頃はケンカもよくしたけど、みんな仲が良かった。みんなで毎日ワクワクすることを追いかけていました。何かあってもみんなが助け合っていました。みんな純粋でした。

そして僕たちは大人になった。いつしか「安定」ばかりを追い求めるようになり、あの頃の心をすっかり失ってしまった。ある者は地位や名誉やお金ばかりを追い求め、またある者は異性にのめり込み、恋愛や結婚ですらその人の学歴や資産で判断してしまう。そして、真面目な者は一部のとても不真面目な者によって潰されていく…。

 

 

僕は「変わった人」、「怖い人」だと思われているかもしれない。その人の物差しではそう見えるのかもしれないね。でも僕は「あの頃の心を忘れていないだけですよ」と言いたい。僕はいつまでも少年でいたい…。

 

 

皆さんも考えてみませんか。世の中の、誰が決めたのかわからないおかしな常識に縛られて生きていく人生って楽しいですか? あなたの見えないところで、今のあなたの姿を見て泣いている、心ある人がいるかもしれませんよ。