十善戒②

2018年11月14日のブログで「十善戒」という戒めを紹介しました。今回は、それぞれがどういう意味なのかをお話ししたいと思います。

 

①不殺生(ふせっしょう)

👉みだりに生きとし生けるものの命を奪ってはいけない

「生きとし生けるもの」とは、この世に生きているすべてのもの、という意味です。「みだりに…」とあるので、根拠や理由なく、ということです。このあたりの解釈は皆さんもよくお分かりだと思います。

 

②不偸盗(ふちゅうとう)

👉決して他の物を盗んではいけない

生きるために他の物を盗んだとします。盗んだ側はそれで生き延びられるかもしれません。でも盗まれた側はそのために命を失うかもしれません。他を犠牲にしてまで自分の利益を得ようなどと考えるな、ということも言いたいんだと思う。

 

③不邪淫(ふじゃいん)

👉道ならざる愛欲をおかしてはいけない

これはとても気になっていることの一つです。僕自身は道ならざる愛欲、つまり、人として守らなければならない筋道・道理・道徳から外れた恋心は持っていません。一方で、最近は人の心の乱れをとても強く感じており、今の荒んだ時代も反映して、道ならざる愛欲を犯している方もいるようです。役職者が自己の立場を利用し、社内の、部下の女性社員に下心を持ってプライベートなお誘いをする…。誘う方も悪いが、受けてしまう方も悪い、と思います。女性の方にぜひ言いたいのは、男性が女性へ本当に恋心を持って真面目にお誘いすることはもちろんあります。それはとても素敵なことだし、それが元でいいご縁になるのであればとても喜ばしいことだと思います。しかし、それ以外の場合はたいてい男性側に下心があります。なぜ役職者や妻帯者が誘う必要があるのか…。話があるのなら職場で話せばいいし、外でしかできない話なんてまずありません。あるとすれば…落ち着いて考えたら、もうわかりますよね。女性の皆さんはぜひ気を付けて頂きたいのと同時に、男性がどんな思いでお誘いしているのかを正しく見分けてほしいと思います。

 

④不妄語(ふもうご)

👉偽りの言葉を口にしてはいけない

これもとても気になっています。僕自身はそのようなことのないように充分気をつけています。一方で、自己保身や自己満足?のために偽りの言葉を発している方がいるのは事実です。こういった不真面目な人が、真面目な人をつぶしていくのが今の現状だと思います。残念ながら、このような方が上に立っている、影響力を行使できる立場にいる場合が多い、と言わざるを得ません。

 

⑤不綺語(ふきご)

👉綺麗事や、戯言(ざれごと)を言ってはいけない

「綺麗事」は、表面だけをとりつくろい、実質の伴っていないこと、の意味です。「戯言」は、たわむれに言う言葉、ふざけて言う言葉、の意味です。いわゆる「冗談、ジョーク」とは違いますよね。

 

⑥不悪口(ふあっく)

👉粗暴な言葉を発して、他人の悪口を言ったり罵ってはいけない

粗暴な言葉であろうとなかろうと、他人の悪口を言ったり、大声で非難したりはしないようにしたいものです。聞いている側も嫌になりますよね。

 

⑦不両舌(ふりょうぜつ)

👉二枚舌を使ってはいけない

「二枚舌」は、別々の矛盾したことを言うこと、の意味です。

 

⑧不慳貪(ふけんどん)

👉教えや財産を惜しんではいけない

「慳貪」は、けちで欲が深いさま、の意味です。役に立つ知識は独り占めしたりせずに皆と共有すること、財産も可能な範囲内でみんなの幸せのために使いなさい、出したり使ったりすることを嫌がるな、ということだと思います。

 

⑨不瞋恚(ふしんに)

👉怒りの心を起こしてはいけない

これも気を付けたいものです。まずは自分の心を強く、健康にすることだと思います。僕は一時期、喜怒哀楽の激しかった時期があったけど、今はかなり落ち着いています。思考回路の改善や運勢好転法なども取り入れて、自己改善にかなり力を入れていますので。もちろん、人間だから時として怒ることは極めてまれにはありますよ。でもいたって冷静にお話ししています。いわゆる「逆上する」っていう感覚がなくなってきたんですよね。不思議なものです。

 

⑩不邪見(ふじゃけん)

👉誤った見解をしてはいけない

「邪見」とは、因果の道理を無視するよこしまな考え方 、のことです。これも僕は気をつけています。気になったことは些細なことでも自分でよく調べるようにしているし、それでも判断できない場合は関係者に直接尋ねるなどしています。誤らないように最善を尽くしています。

 

 

僕はこの10ある戒めを常に考えて行動するようにしています。皆さんもぜひ考えてみませんか。