Who are you ?

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成田市の鈴木さん(仮名)です。こんにちは。

「・・・」

「何やってるんですか?」

「・・・」

会話になりません。ザッツ オーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!         

 

 

これは心肺蘇生(胸骨圧迫と人工呼吸)とAEDのトレーニングで使用する「人」です。そこそこリアルにできてます。見た感じ、ちょっと怖いですよね(笑)。

 

 

多分やったことのない方はそんなの簡単じゃないの?と思うかもしれませんが、意外とそうでもないんです。

 

 

胸骨圧迫というのは、胸の真ん中(両乳頭の中間)を手掌基部で垂直に1セット30回押し下げます。圧迫の深さは約5センチ、圧迫の速さは1分間当たり100~120回、圧迫は「強く、速く、絶え間なく」です。1~2分で交代するのが望ましいとされているのですが、まず2分は持ちません。1分が限界かな。圧迫30回やるだけでもかなりヘトヘトになります。医療関係者でも長時間はほぼ不可能です。それだけ疲労します。なので多くの協力者(講習を受講して知識・技能を持っている救助者)が必要なんですね。「神頼み」では困る理由がここにもあります。

 

 

人工呼吸はわかると思います。「直に口に口を…」と心配する人もいるかもしれませんが、講習受講者は「呼気吹き込み用具」がもらえます。簡単に言うと、プラスチック製の呼気吹き込み口が付いたビニールシートです。これがあると直接傷病者の唇に触れることはありません。僕は基本的に持ち歩くようにしています。☆彡にいた時も実は携帯してました。ちなみに、この「呼気吹き込み用具」を売っているお店を見たことがありません。普段はどこで入手できるんでしょうね。

 

 

心肺蘇生は「胸骨圧迫30回」と「人工呼吸2回」を1セットとして救急隊や医師に引き継ぐまでの間、中断することなく続けます。救急車が現場に到着するまで平均約8分かかるそうなので、どれくらい大変か想像できると思います。一人では絶対に不可能です。

 

 

実際に講習を受けてみて思うことがあります。まず、AEDが扱える人や心肺蘇生(胸骨圧迫と人工呼吸)ができる人(する意思のある人)などの協力者がどれくらいいるのか、という問題です。多分少ないような気がします。そして、AEDを使用する時は傷病者の前胸部の衣類や下着を取り除く必要があります。電極パッドを胸の右上と胸の左下にしっかりと貼り付けなければいけないからです。そして、傷病は場所を選びません。もし現場が人の多いところだったら…。もちろん、命にかかわることなので、そんなことを心配している場合ではありませんが。僕は複数回講習を受講してきたから、そこそこ度胸というか勇気は持てました。困っている人を見捨てず、救助者側に加わると思います。※基本的に傷病者は移動させません。

 

 

AEDを扱う、心肺蘇生をする、それだけが協力ではないと思うんです。119番に通報すること、集まってくる群衆を整理することなどもれっきとした協力です。自分の出来る範囲でいいと思いますので、このような場面に遭遇した時はぜひ勇気を出して協力しましょう。

 

 

最近気になっていること。テレビなどで「視聴者投稿」などと称して動画が流れることがありますが、困っている人がいる時に助けることもせずにその現場を撮影し、それをYouTubeで流したり、テレビ局などに提供するというのはどうかと思いますね。もし自分が撮られる側だったら…、どんな気がするのでしょう。

 

 

相手のことも考えて行動しよう、と僕は改めて思います。